クロースアップ用、ポータブル嘘発見器
※卓上ベルを使ったスピリットベルは、エレクトリックシープと銀次郎が2012年に世界で初めて作成しました。
Electrick Sheep & GINJIRO made the first remote-controlled electric spirit table bell released in 2012.
別メーカーの同型商品「エル・ベル」との相違点はこちらよりご確認ください。
Ver. 2.0 の改良点:
2012年8月の発売以来いただいて来ました多くのお客様のお声を基に、内部構造と電気系統を刷新しました。
バッテリーは全て充電式に変更し、サイズとランニングコストの両方を削減。
ベルを乗せる台が不要になって携行性をアップさせつつ、高出力の電池により、以前よりも安定して音を鳴らせるようになりました。
高級ホテルのカウンターからファミレス、100円均一ショップのレジまで、あらゆるところで見かけるあの「チ〜ン!って鳴るやつ」をマジック用品にしちゃいました。
助手を使わず、わずらわしい事前準備無しに演じてもらえるよう、道具の外観や演出等を徹底的に考え抜いて完成したのがこの作品です。
現象:
観客に自由にカードを一枚引いてもらい、それをデックに戻します。
マジシャンは卓上ベルを取り出し、それが高性能な嘘発見器であると説明し、観客にひとつずつ質問をして行くので、全て「いいえ」で答えてもらうように言います。
例えば観客のカードがハートの4だったとしましょう。
「あなたのカードは赤いカードですか?」と聞いて観客が「いいえ」と答えた瞬間、テーブルに置いたベルのトップがまるで見えない手で押されたかのように動き、『チ〜ン!』と音が鳴るのです。
そのようにして質問を繰り返し、観客のカードを絞り込んで当てます。
しかし、このギミックの良いところはここからです。
演技後にデックを仕舞いながら
マジシャン「お楽しみいただけましたか?」
お客さん「はい」『チ〜ン!』
マジシャン「今日は本当に良いお客さんばかりです」
『チ〜ン!』
マジシャン「またお越しくださいね」
お客さん「はい!」『チ〜ン!』
マジシャン「あれ? 壊れたかな?」
『チ〜ン! チ〜ン! チ〜ン!!』
(逃げるように撤収)
肝心の機構ですが、実はなんと!
このベルには観客が嘘をついた時の声の微妙な変化や脳波の乱れを感知する機能が内蔵され。。。
「チ〜ン!」
。。。てはいません。 リモコンで操作します。 はい。
そうなると、リモコン系のギミックを一度でも使ったことがある方はお分かりと思いますが、一人で演じる際の最大の問題は送信機のセット場所と、そのスイッチを押す動作やタイミングです。
が、ご安心を。 このギミックは当初よりバーマジシャンやテーブルホップのマジシャンにワンマンで使用していただくことを目的としていましたので、数多くの現場を実際に経験してきた銀次郎が試行錯誤した結果、以下のようにパフォーマーにとって嬉しい特徴を持っています。
・服や靴、ポケットの中への配線やスイッチのセットは不要
・道具を出すだけで演技の準備は完了
・つまり、道具があれば裸でも演技可能
・助手は要りません
・演技の事前準備は電池の充電だけ
・観客にベルを鳴らしてもらうなど、演技に参加してもらうことも可能
・ベルのトップ部分は鳴るたびに上下に稼働します
・様々な周波数の電波が飛び交う現場でも安定動作するリモートシステム
これまでチェーンで吊るすタイプやハンマーで叩くタイプなど、いくつかの置き型の嘘発見器はありましたが、どれも共通して言えるのは「観客が触って鳴らしてみることができない(参加できない)」という点でした。
サロンやステージの場合はそれでもよいのですが、クロースアップでの使用を前提としていますので「実際に音を鳴らして参加することが出来る」というのは重要な要素だと思います。
実は私、銀次郎がかねてから考えていた演出がありました。
一人の観客にテーブルに手を置いてもらい、その横にベルを置き、さらにその前にレストランのメニューなどを立てて両方を隠します。
その状態で「あなたは心の中でYesと思うと無意識にベルを鳴らしてしまう」という暗示をかけたと言って、いくつか質問をしながらこちらでベルを操作するというものです。
他の人からは観客の手とベルが見えない状態でベルの音が聞こえますので、本当に観客が陰でベルを押しているように見えます。
この演出は実際にベルを観客自身が鳴らせるからこそ出来る物で、このセットならそんな観客を巻き込んだ演出も可能になるわけです。
ギミックのセットに加え、必要な充電ケーブルなどすべてセットにしてお届けしますので、お受け取りのその時から、すぐにお使いいただけます。
解説はオンライン動画でのご提供となります。
DVDにした物をご希望の方は「解説種類」で「DVD」をお選びください。
写真のベルを置く台(ベース)は演技に必要無いため付属しませんが、ベルの底部に磁石を使用していますので、磁石が付く素材のテーブルで使用する場合、もしくは見た目の自然さを追求される場合は「ベース台:あり」をお選びください。
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