何も持っていなかった後ろ手に現れる観客のカード 片手で演じる独創的なトリックです。 まず最初に、マジシャンは何も持っていないことをしっかりと見せた片方の手を背中に回します。 次に、観客が自由にカードを選びます(サインをしてもらうことも可能です)。 そのまま観客にデックを渡してシャフルしてもらった後、デックを受け取って片手でカットし、ランダムにカードを取り出しますが、それは観客の覚えたカードではありません。 マジシャンは言います。 「やはり両手を使った方が調子が良いみたいですね」 ゆっくりとその場でマジシャンが回ると、背中にある片方の手の中に観客のカードがあるのです! シングルハンデッドは見るのも演じるのも楽しいトリックです。 観客はマジックに「目にも止まらぬ早業」を期待することがよくありますが、このトリックを演じることでその期待に応えることができます。 原理や使用するギミックはとてもシンプルな物ですのですぐにマスターいただけると思います。 また、付属のギミックは一般的なギミックデックですので、直接サインをしてもらったとしてもギミックのみ別途購入・補充が可能です。 そういった意味でも、ギミック自体に斬新さを求める方よりも、実用的で尚且つ簡単でウケるトリックをお探しの方にお勧めです。 オンライン解説動画ではサインカードで演じる基本の手順に加え、テクニック不要の簡単バージョンや、最後にデックが消えるバージョンなど、複数のバリエーションが解説されています。 |