入っちゃうんだな。 コレが。
銀次郎とエレクトリックシープのコラボレーションプロダクト第三弾です。
今回は「カードinフレーム」 そう。 フォトフレームに入るカードです。
ま、ありがちだとは思いますよね。
ですが、重箱の隅を穴が開くぐらいつつくひねた性格の銀次郎には、以前から同種のネタ全般に関して共通して感じていた疑問と違和感がありました。 それは、、、
1、カードにサインなどの目印が無いのに貫通や移動と言えるのか?
2、なぜ額縁なのに写真や絵が飾られていないのか
3、貫通した後、出現したカードがフレームの中央に固定されているのは何故?
糊や画鋲付きのカードが貫通したのなら納得いくのだけれども、、、
と言った点です。
正直「別にええやん、それぐらい」の一言で済むのは分かっているのですが、そこはあえて拘りました。
そこで考案にあたって以下の条件を設けたわけです。
1、使うカードはレギュラーで観客にサインをしてもらった物
2、サインカードは演技後にプレゼントできる
3、フレームに好きな写真を飾った状態で演技が出来る
4、その状態で本当に額縁のガラスの内側に出現させる
5、出現時、カードがフレーム内で固定されている自然な理由を与える
6、出来れば道具は手渡しできるようにしたい
7、パームなどを使わず可能な限り簡単に演じられるようにしたい
こんな無理難題を一気にクリアできるはずもなく、ボチボチと時間がある時にお互いアイデアを出しているうちに約2年が経ち、ついにそれら全ての問題をクリアすることができました。
観客に好きなカードを引いてサインをしてもらった後、ずっと見える場所に置いてあった写真が飾られたフォトフレームを示し、その中にサインカードを瞬間に移動させ、目の前でゆっくりとフレームの裏板を外して本当にサインカードが中に入っていることを示し、それを取り出してプレゼントしつつ、フレームも裏板も手渡すことができます。
手順はちょっとモッチャリしますがオーバーハンドシャフルとピンキーブレイクぐらいしか使わない簡単手順(デモ動画)と、ほんの少しテクニックを使ってスッキリさせた手順の2種類を収録しています。
ギミックの機構にデリケートな部分もあるため、かばん等に詰め込んで持ち歩いて取り出し、すぐに演じることはおすすめできません。
控室など演技前に動作チェックを出来る時間と環境がある場合や、バーのように他の演技の際に邪魔にならないところにフォトフレームが置ける環境が最も適していると思います。
発売前にいくつかバージョンアップをしましたため、お届けの商品はデモ動画の緑色の内紙が商品のイラストのように白色で統一されたデザインとなっておりますことをご了承ください。
本体セットにはギミック一式に解説DVDが付属いたします。
小さくて紛失してしまいそうなパーツや使用を重ねることで傷が付きやすいパーツだけを集めた交換用パーツセットも別途ご用意させていただいております。
私自身、説明DVDやデモ動画の撮影のため実際に100回近く使っていても今のところパーツ交換の必要性は感じないレベルですが、まぁ念のため。
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