文明の利器を活かした最新のACAAN クレイグ・ペティが玄人ウケの印象が強いACAANを、観客が自身のスマホを使って参加することができるユニークな作品に仕上げました。 マジシャンはデックをテーブルに置きます。 観客に好きなカードを考えてもらいます。 続いて1〜52で好きな数字を決めてもらいます。 よく選ばれるカードや数字を避けてもらいますが、マジシャンはその選択に対して強制はしません。 その組み合わせは何度でも変えてもらうことができますし、複数の観客に同時にさまざまな組み合わせを考えてもらい、その中からひとつを選んでもらうということも可能です。 そのようにしてカードと数字の組み合わせを自由にひとつ決めてもらったら、マジシャンはデックを取り上げてから選んだ数を聞き、一枚一枚その枚数までゆっくりとカードを配り始めます。 (選んだカードを聞く必要はありません) 観客が指定した枚数目に達し、そのカードを表返すと、それが観客の思ったカードなのです! 実を言いますと、枚数を聞かなくても同じことができます。 つまり、思ったカードも数字も聞かずに配りはじめ、思った枚数が来た時点でストップをかけてもらっても同じ現象を起こすことが可能なのです。 - 面倒な暗記作業はありません
- 難しいテクニックは不要です
- 簡単に演技できます
- カードや枚数を最後まで言わなくても大丈夫
- デックをカットしたりパスする必要はありません
- デックはずっと見えた状態です
- ラフスプレー加工ではありません
デビッド・バーグラスの友人であり彼の教え子でもあるマーク・ポールは、文字通りACAANのルールを明文化しました。
デビッドがACAANの演技を許可した唯一の人物でもある彼にアトミックデックを見せたとき、それを絶賛したという事実からもこの現象の素晴らしさがお分かりいただけると思いますが、そんな作品にも演技上の制限や欠点も存在します。 ここではあえてその部分を明確にしておきたいと思います。 まず、このトリックで使用するデックはレギュラーではありません。 アトミック・デックはあなたのために90%の仕事ををしてくれる特別なデックです。 そのため手渡すことはできませんが、マジシャンでない人に演じる場合、カードはかなりオープンに見せることができます。 第二に、数多く存在する他のACAANとは異なり、アトミックデックは暗算を必要としません。 その代わりに、誰もが持っているもの「スマートフォン」の力を使います。 と、言っても特別なアプリをインストールする必要はなく、観客に特定のサイトのアドレスを伝え、観客自身のスマホでそこにアクセスして情報を入力してもらい、表示された内容を教えてもらうだけです。 それにより、観客自身がこの奇跡を起こすために必要な全ての情報を気づかないうちにコード化し、巧妙に偽装された状態であなたに提供してくれます。 考え抜かれた演出により、それがトリックの一部であることに気付く人はいないでしょう。 さらに、観客自身がスマホを使うことにより、玄人受けの印象が強いACAANが観客参加型の現象へと変化します。 演技の際、マジシャンはスマホを持っていなくても問題ありませんし、何かをピークする必要もありません。 観客のスマホが使いたくない? 大丈夫です。 スマホを一切使わず演じる方法や、マジシャンが演技とは関係なく普通にスマホを使っているように見せながら、必要な操作を完了する方法も用意されています。 3つ目の欠点。 それはこのトリックが本物の魔法ではないということです。 冒頭の現象紹介やトレイラーでは必要な作業が一部カットされています。 しかし、それに限りなく近い印象を観客に与えることができるトリックです。 クレイグがアトミック・デックで開発した衝撃的なブレークスルーにより演技の際のテクニックは不要です。 この方法のおかげで、カードを配ることさえできれば誰でもこの奇跡を演じることができます。 ブレイクスルーの話題ついでに、もうひとつ。 クレイグの他の作品をご存知の方は、ラフスプレー、ラフスティック、パウダー、ワックスなどを使っていると思われるかもしれません。 しかし、アトミック・デックでは画期的な方法が採用され、各デックは画一的に加工が施され、プレス機からそのまま箱に入れられます。 つまり、ラフ加工のような製品ごとの品質のバラつきがなく、全ての加工が正確で、同一で、完璧なのです。 さらに、アトミックデックは通常のデックと同じように長持ちします。 私たちがアトミックデックのために特別に製作したものは、今後何十年もの間マジック業界を熱狂させることでしょう。 ギミック一式にオンライン動画解説が付属します。 しかし、この解説がなかなか要領を得ず、とにかく長い。 解説編だけで約2時間半もありますが、そのほとんどがヒストリーやクレジットのお話で、ライブパフォーマンスを含めると合計で6時間を超えます。 ここまで来ると見るだけでも一苦労なので、当店では出来るだけ早くお使い頂けるよう、とりあえず演技に必要な要点をギュッとまとめた日本語解説書を同封してお届けいたします。 こちらを一読いただけば、10分もかからず演技ができるようになります。 解説の中には当店で上手く再現できなかった操作方法について、リアルマジシャンのRYOTA氏より助言をいただき解決できた使用方法なども含まれています。 解説をDVDにしたものをご希望の方は「DVD付き」をお求めください。 ライブパフォーマンス映像を除く基本的な解説部分のみ(約2時間半)をチャプターカット編集したDVDをお付けしてお届けいたします。 ※発売後に追加された手順はデータをダウンロードして印刷する必要があり、インターネット接続が必須となりますのでDVDには収録しておりません。 予めご了承ください。 尚、日本語解説書には追加手順の内容も追記しております。 「今まで私がやったどのバージョンのエニー・カード・アット・エニー・ナンバーよりも素晴らしい。私の人生で見た『Any Card At Any Number』の中で最もクリーンなバージョンだ」 - ピーター・ターナー |