20周年記念号発売から約20年。 待望の再入荷!
メンタルマジック界のカリスマ、リチャード・オスタリンドが考案したこのカードシステムはとても簡単に覚えることができます。
めんどくさがりの私が飛びついたぐらいなので間違いありません。
(私は手順を覚えるのが面倒だからという理由でパケットトリックはやらないというぐらいの面倒くさがりです)
システムのカードの並びで出来るトリックという面では紀良京佑氏のSYSTEMの方が一枚上手ではありますが、この本にはシステムだけでなく、フォールスシャフルの方法、そして6つの効果的なピークの方法と、5つの手順が解説されています。
その中でも、特におすすめなのがピークの方法論です。
この天才の解説しているピークはどれもすばらしく、ちゃんとマスターすればマジシャンがカードの表を一切見ていないように思わせることが可能です。
ある意味、このピークの方法の説明だけでも価格分の価値がありますので、このピークの方法をキラシステムに応用すれば、鬼に金棒です。
現象を一つ紹介しましょう。
マジシャンはカードを取り出して混ぜます。
裏向きでカードをファンに広げ1枚抜いてもらいます。
その直後、マジシャンはカードを裏向きのままテーブルに落とします。
つまり、カードの表は一切見ません。
しかもその間、マジシャンは横を向き、観客の引いたカードはもちろん、手持ちのカードの裏すら見ません。
そのままテーブルから数歩離れ、観客にテーブルにちらばったカードの中に覚えたカードを入れて混ぜるように指示します。
それが終わった後、マジシャンは観客よりカードを裏向きのまま受け取りますが、すぐにケースの中に入れてしまいます。 そして、ケースのフタを閉めるのと同時に、観客の覚えたカードを言い当てるのです。
翻訳してる途中、何度も「これは売らずに秘密にしようかな・・・」と迷ったほど良い物です。
英語の冊子一冊に当店で訳した日本語解説書が付属します。
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